出産育児一時金(法定給付)の引き上げおよび当健康保険組合の出産育児一時金付加金の見直しについて

2023年3月15日

2023年2月1日付で、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布され、2023年4月1日より「出産育児一時金」の支給額が、産科医療補償制度※の加算対象となる出産の場合は42万円から50万円に引き上げられます。
また、国内、特に東京都を中心とした首都圏の出産費用については年々上昇を続けており、加入者の負担が増加していることから、当健康保険組合の現行の「出産育児一時金付加金」につきましても、以下のとおり支給額を見直すことといたしましたのでお知らせします。

※産科医療補償制度とは、出生した子が脳性麻痺となり、一定の障害状態となった場合の補償制度で、分娩を取り扱う医療機関等が加入します。


1.見直し内容
【現  行】
・出産育児一時金:  42万円、出産育児一時金付加金:   6万円(合計48万円)
・家族出産育児一時金:42万円、家族出産育児一時金付加金: 6万円(合計48万円)
  
【4月1日の出産より】
・出産育児一時金:  50万円、出産育児一時金付加金:  10万円(合計60万円)
・家族出産育児一時金:50万円、家族出産育児一時金付加金:10万円(合計60万円)
※出産育児一時金の支給額は、多胎出産(双子、三つ子など)の場合、多児数に応じて支給額が決定されます。

2.出産育児一時金等の請求方法
(1)被保険者・被扶養者出産育児一時金請求書を提出
(2)直接支払制度を利用
(3)受取代理制度を利用
 
※詳細については、こちらをご確認ください。

以上